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留意すべき5つのタイミング

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ここでは、次の勇者召喚を目指すにあたって、
計画妊娠の際に留意すべき5つのタイミングについて記述しよう。

医学的なタイミング


IMG_0440何をさしおいても重要なのは、医学面でのタイミングである。
セッパクエストⅡのオープニングは、前回の妊娠生活を導いてくれた預言者を訪ねる場面から始まる。

前回の切迫早産の原因・経過を踏まえ、婦人科検診を経て、預言者は告げるだろう。
「二人目に挑戦してもよいか」どうかを。

すべては預言者の予言に従うことだ。

もし二人目の勇者も無事出生できるだろう、との預言があった場合、二人目の勇者を召喚してよい時期については、基本的には、前回の出産が経膣分娩の場合は産後1年、帝王切開の場合は2年は空けるように指導される。
これは元切迫妊婦族に限らず、一般的に経産婦に言い渡される掟である。子宮が完全に回復するのには時間がかかるのだ。

さらに、元切迫妊婦族の場合、次回の妊娠についても「早産しやすい」状況にある確率は高い。
そのため、子宮が完全に回復してからの妊娠であることが、一般的な経産婦よりも必要とされるのだ。

賢者の預言者も、1ヵ月検診の際、「年子はダメですよ!!」とクギをさしてきた。
(さらに、賢者の場合、筋腫を切除してからの妊娠の方が好ましい、と判断された場合は、筋腫切除後さらに1年間は勇者召喚禁止期間となる)

ただし、主人公の年齢によっては、むやみに妊娠間隔を広げるのも考えものだ。
すでに30代の場合は特に、次回の妊娠時の年齢も重要な問題となる。
高齢出産はただでさえ妊娠時のトラブルが多く、できれば避けるにこしたことはない。
満を持して勇者召喚を開始したが、計算外になかなか授かることができず、気づけばかなりの高齢出産の域に…
という事態にならないよう、預言者に相談しつつ、主人公にとってベストなタイミングを逃さないようにしたい。

このように、ケースバイケースなので、繰り返すが、とにかく預言者に相談してみることだ。

キャリアプラン上のタイミング

医学的な問題がクリアされても、現代人は無秩序に勇者召喚を行うわけにはいかない。
特に、前世がワーキング妊婦族で、安静冒険中に産前産後休暇に入り、その後育休に…というパターンをたどっている場合。

せっかく職場大陸に籍を置きながら無事に勇者の出産にこぎつけたのはいいが、
「切迫早産となる確率が高い以上、次回妊娠時には退職せざるを得ない」というケースも多いだろう。

・正社員だけではなく、派遣社員・パート・フリーランス等、働き方は様々だ。
・少々厳しいかもしれないが、働く形態はのちのち変更も可能だ。
・保育園に入れなくても、幼稚園の延長保育や家庭保育室等を利用し、再就職することも可能だ。やがて小学校に上がれば、また働き方を変えることも可能だ。
・今現在の仕事内容でなくても、この機会に他の仕事に挑戦してみてもいいじゃないか。
・今までのキャリアを生かして、ゆくゆくは別の仕事にステップアップできないだろうか。
・もし二人目を授かることができなければ、教育費は一人分で済むので、無理に正社員を続ける必要はないのではないか。
・勇者の育児に時間をかけられる専業主婦だって、いいじゃないか。

などなど、柔軟に考えていくことも必要だ。

また、職場大陸を立ち去るタイミングについても、
・せっかくだからワーキングマザーを経験し、一区切りついてから二人目を考えればいいか。
・次回の妊娠が発覚してから、すみやかに退職すればいいか。
・二人目を授からない場合も考えて、仕事は続けておこう。
・再就職も念頭においたキャリアを積んでから、退職しよう。
・検診に怠りなく通い、次回の妊娠でもできるところまで通勤して、切迫になると同時に休職扱いにしてもらえないか。
(預言者に要相談)

などなど、主人公の希望によって、キャリアプランは変わってくるはずである。
柔軟に考えれば、実は選択肢は、一般の経産婦族と変わらず、多数用意されているのである。
また、切迫早産の経験がなくても、二人目の妊娠・出産を期にキャリアの見直しを迫られるワーキングマザーはごまんといる。
なにも主人公だけが抱えている問題ではないのだ。

ただし、気をつけなければならないのは、仕事を続けながら二人目の妊娠に挑む場合は、
「キャリアプラン上の計画も、とにかく預言者に相談すること」である。
そして、妊娠が発覚したら、職場の直属の上司にすみやかに報告し、周囲への負担をできるだけ回避する方法を相談しよう。
これは、主人公の二人目の勇者の命を守るためにも、必要なことである。

再就職を狙う場合は、すみやかに二人目を妊娠・出産し、
できるだけ年齢が若いうちにブランクを縮めて社会復帰する方が有利だろう。

上の勇者の成長に照らし合わせたタイミング


「兄弟は何歳差が理想?」ネット上やたまひよ?などの雑誌でもホットなこの話題。
元切迫妊婦族であれば、さらに考えなければならない要素がある。

すなわち、「安静冒険中、上の勇者は何歳がベター?」という視点でも、考えてみなければならない。

・安静冒険中に、上の勇者が0歳

0歳代はまだ母乳を必要としている時期であり、離乳食も簡単にバトンタッチとはいかない状況のため、実家・義実家に預けるのが困難な時期である。
自宅大陸での安静中でも抱っこによる移動は必須で、腹部にも負担がかかりやすい。
夜泣き等による通常の育児ストレスも相まって、安静冒険中には適さない時期である。

先にも述べたように、産後1年未満での妊娠は母体の状況も好ましくないため、できるだけ避けよう。

万が一、この時期に妊娠した場合、子宮の収縮を促す恐れがある授乳は切り上げて粉ミルクに変え、実家・義実家に託せるようにしよう。
離乳食については、月齢に合った市販のベビーフードを活用してもらうことを考えよう。

実家・義実家を頼れない状況の場合は、出費を惜しまず、ファミリーサポートや民間のベビーシッターサービスを利用し、自宅大陸ではできるだけ2名以上のパーティーで過ごすようにしたい。
病院系大陸に移動する場合は、実家・義実家の親戚筋まであたったり、0歳児からの24時間保育を行っている保育所に預けて騎士が送り迎えを行ったり、役所に相談するなど、なんとかして預け先を確保しよう。

・安静冒険中に、上の勇者が1~2歳

まだまだ母親にべったりなこの時期。
なんとか断乳と離乳食の完了を迎えてはいるが、まだまだ食事のしつけも行き届かず、おむつも外れていない年齢。
母親の病状を理解し、指示通り落ち着いて生活することがまだ難しいため、自宅大陸での安静冒険となった場合は特に厳しい面がある。
散歩できない、走り回る勇者を追いかけることができない、などなど、日常生活での制約は多い。

・自宅大陸の安静冒険中であっても、実家に預けることを積極的に考える。
・ファミリーサポートやベビーシッター等のサービスを利用し、一日短時間だけでもヘルプを頼み、散歩などに連れ出してもらう。
・休日は、当然騎士の全面サポートの元で生活する。

など、できるだけ主人公一人で安静冒険中に育児を抱え込まないようにしたい。

また、上の勇者が保育園児の場合は、日中の預け先が確保されているかと思いきや、安静冒険中は保育園の送迎自体が困難、日中に呼び出しがあっても迎えに行けない、上の勇者が体調不良の日は預かってもらえない、など、意外に壁が多い。
やはりファミリーサポートやベビーシッター、実家・義実家等のサポートが不可欠となってくる。

事情により実家を頼れない場合であっても、民間や行政のサービスが充実しているので、決してあきらめないでほしい。
まずは騎士による送り迎えを考え24時間保育を行う保育園をあたったり、役所に相談してみてほしい。騎士の負担は増すときは、一定期間の事態であると職場に伝え、理解を求める必要があるだろう。

一方で、未就学児の場合は「園に一定期間通えず寂しい思いをさせる」「幼稚園の役員の仕事ができなくなってしまう」「小学校に通学できない」などの外的な問題は考える必要がないため、預け先やサポートしてくれる人間を確保さえすれば、気に病む要素は格段に減らすことができる。

・安静冒険中に、上の勇者が3~5歳

一通りの生活習慣は身についているが、まだまだ母親なしの生活が難しい年齢。
この年齢になると幼稚園か保育園に通っているため、自宅大陸での安静冒険中に無理をして育児や園への送迎をしてしまったり、園の行事のたびに思い悩んだり、日々の通園準備のために動かざるを得なくなったり…と、また違った問題が出てくる。

・園に事情を詳しく説明し、把握してもらう。
・園に親しいママ友がいる場合は相談し、サポートをお願いする。
・園の送迎をベビーシッターや両親・義両親に依頼する。

など、園を意識した対策が必要になってくる。
それでも厳しい場合は、自宅大陸での冒険中であっても、実家や義実家に預けることも検討しよう。
子どもの世界は思ったより柔軟だ。一定期間、園を離れていても、また戻って友達と遊べる日は必ずやってくる。

病院系大陸での安静冒険となった場合はやはり預けることになる。
この年齢であれば、しっかりと説明し言い聞かせれば、一定期間、母親と離れる生活は可能だ。
ただし、自己主張が固まっているため、なかなか預け先で心を開かない、反抗する、などの状況も考えられる。
電話や手紙、メールを駆使したメンタルケアを欠かさないようにしたい。

・安静冒険中に、上の勇者が6歳以上

小学生ともなれば、説明すれば母親の状況を理解することができる。
送り迎えの必要もなく、自宅大陸での安静冒険中でも、共に生活することは可能だろう。
この機会にお手伝いをさせてもいいが、その手伝いの指導で動き回る必要が出てくる場合は、無理にさせる必要はない。
また、自宅に友達を呼ぶのは控えてもらおう。

この年齢で最も壁となるのは、病院系大陸に入院となった場合だ。
保育園・幼稚園と違って義務教育中となると、通学ができない距離の場合は、長期休み以外は安易に実家・義実家に預けるのが難しくなる。
小学校3・4年以上であれば、騎士の帰宅時間まで自宅で過ごすことは可能だが、それ以下の学年の場合は、学童保育の利用を検討しよう。
また、民間のベビーシッターのサービスは、「ベビー」という名称に先入観を持ちがちだが、実際は小学生も対象にしている場合がほとんどだ。自治体によるかもしれないが、ファミリーサポートも小学校低学年まで利用可能だ。
学童保育後から騎士の帰宅時間まで利用することができる。ぜひ検討してみてほしい。

上の勇者の年齢が高いほどハードルは下がるものの、ここまで年齢が開くと、母体の加齢や、他の外的要因が発生し妊娠の機会を逃す、あるいは二人目不妊の恐れなど、他のリスクが高まることも考えられる。
総合的に判断してほしい。

なお、無事に勇者のきょうだいの召喚を果たし、育児冒険の傍ら再び安静冒険に出発する際は、経産婦族の章を参照のこと。

経済的なタイミング


いざ「二人目のために退職」となると、ライフプランを見直す必要に迫られる。
主人公の収入が途切れ、かつ教育費が二人分~となると、家計を圧迫しかねないのだ。
特に、主人公の収入ありきで住宅ローンを組んでいる場合などは、要注意だ。
今現在の資産を把握し、主人公の収入が途切れた場合の将来(特に勇者の大学時代。浪人する危険性もアリ)に立ち回れるかについて、シミュレーションしてほしい。
場合によっては、主人公の名義分のローンをある程度減らしてから二人目の妊娠を考える、など、時期を待つ必要があるかもしれない。

また、兄弟の年齢差(学年差)も経済面から考えよう。
例えば、2学年差だと、塾や園の兄弟割引がきいたりなど、お得な場面が多い。
3学年差だと、学費が一気にのしかかるなど、家計に厳しい一面もある。学資保険に加入するなどして対応しよう。

無事に希望の人数の勇者を産めたとしても、家計が「ゲームオーバー」となってしまったら困る。
不安な場合は、独立系のファイナンシャルプランナーに相談してみるといい。
(保険会社のファイナンシャルプランナーだと勧誘がしつこいため)

夫婦の両親の年齢・健康・生活状況によるタイミング


安静冒険中に最も頼りになるのが、主人公と騎士の実家だ。
しかし、出産期の夫妻の両親世代となると、残念ながら永遠の健康が約束されているわけではない。

上の勇者の成長に合わせたタイミングを考えると、
できるだけ上の勇者が成長してから次回の妊娠をした方がいい…と考えがちだ。
しかし、その間に、両親・義両親が病に倒れ、孫を預かるどころではなくなってしまう…という状況になることも充分考えられる。
特に還暦を過ぎると、青天の霹靂系の病はいつ襲ってくるか分からず、親自身が入院してしまうこともままある。

切迫早産とは関係ない話だが、日々の保育園の送迎や呼び出し対応、学童保育代わりなど、仕事と育児のサポート役として実家をアテにしていたのに、親の体調悪化で頼れなくなってしまい、退職…
という女性の先輩も複数見てきた。
これも晩産化の弊害と言えるだろう。

ただし、たとえ親世代が若くても、現役で共働きをしているなど、やはり「孫の世話どころではない」という状況も考えられる。
子産み・子育てのサポート役として頼るにしても、親にも親の生活、事情があることは念頭に置こう。

特に安静冒険中は、一定期間とは言え、丸ごと孫の世話を頼むことになる。老夫婦にとっては体力的にも厳しいはずだ。
できるだけ、親世代を頼れる状況下で、次回の妊娠をした方が有利であることも間違いない。

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