切迫妊婦向けRPG風新感覚サイト!切迫流産・切迫早産とは何か、安静の乗り切り方、暇つぶし方法、さらに出産後に必要な育児情報から次の妊娠の話まで、すべてを伝えよう。

禁断の地~職場大陸

  • HOME »
  • 禁断の地~職場大陸

職場大陸ワーキング妊婦族が日々戦闘を繰り広げる修羅の大陸。
切迫妊婦族に転生した者は踏み入ることができなくなり、勇者がlv34に達した時点で産前産後休暇に突入する。

切迫妊婦族、禁断の地に踏み入るべからず!!


日常生活における多少の体調不良なら、「具合が悪いけど、繁忙期だし周りに迷惑をかけられないから出社した」としても、美談で終わるだろう。

しかし、切迫流産・切迫早産の呪いを受けた時点で、もう職場大陸の地を踏むことは絶対に許されない。
これだけは強く告げておく。

仕事に穴をあけるわけにいかないから。
キャリアが大事で、こんな状態でドロップアウトするわけにいかないから。
妊娠を理由に休んだら周りからの風当たりが強くなってしまうから。
周りに迷惑をかけたくないから。

いろんな思いはあるだろう。だが、残念ながら、切迫妊婦族となった時点で、主人公はもう通常の健全な妊婦族ではないのだ。産休までバリバリ働くことはもうできないのだ。
もちろん、「内勤であまり歩かない仕事だからOK」「時短勤務に変えられるから、通勤ラッシュも避けられるしOK」という次元の問題ではない。
職場大陸に行くということは、胎内の勇者の運命を大きく暗転させる行為であることは、肝に銘じてほしい。

早産は主人公のせいだと言っているわけでは決してない。
どんなに努力し掟を守ったところで、早産となる運命の勇者はいる。これは本当に仕方ないことなのだ。
しかし、「主人公の軽率な行動の結果」勇者が早産となってしまったら?
「預言者の指示に従い安静の掟を守っていれば無事に産めたかもしれない命」が、失われたらどうするか?一生にわたって残る障害を背負ってしまったらどうするか?
主人公のキャリアのために、一時的な職場の風当たりのために、勇者が犠牲になってしまったらどうするか?

これだけは、よく考えてほしい。

同僚とて、切迫妊婦族が職場大陸に現れ「切迫と言われたけど、大丈夫ですから!」などと言って、あるいは言い出せないからと黙ったままで、仕事を始められたらどうだろうか?
はっきり言って、その方が迷惑だと思う。ただでさえ、妊婦族を気遣いフォローしながら働く方もまた大変なのに、もし隣の席で破水、自分の指示で動いた切迫妊婦族が大出血etc・・・・などということになったら?「勘弁してくれ!」である。
職場大陸で緊急事態などということになったら、結局同僚たちに多大な迷惑をかけることになるのだ。
周りへの迷惑を考えるなら、潔く出社できない旨を直属の上司に伝え、電話とメールにて担当業務の引き継ぎを行おう。病院大陸の場合は病室での通話が禁止されているため、わざわざ通話可能な場所まで移動する必要もない。事情をメールで伝えよう。

主人公の今の一番の仕事は、預言者の預言に従い、安静冒険の掟を守ること以外にはないのだ。

呪いを受けた時点では、絶対に退職しないこと!!


IMG_1043主人公「切迫早産と診断されて、もう出社ができないのですが・・・・。」
人事「そうかね。では退職しかないね。今までおつかれさん。産んだら子育てがんばってね。じゃあね。」

そんなことは決して許されない。
この世界では、預言者から就業困難との診断が下された場合は休業を含めた処置をとってもらう、という労働者の権利が存在する。切迫妊婦族への転生を理由に退職させる、などということはできない。
切迫流産・切迫早産の診断で半ばパニックになっている際に、上司や人事に促されて早々に退職手続きをとってしまう・・・・これだけは絶対に避けよう。

特に、妊娠や出産を機に退職という選択肢も視野に入れていた主人公は、切迫流産・切迫早産の呪いを受けたことで、「会社に迷惑もかけるし、もういいや。」となってしまうかもしれない。
だが、それでも待ってほしい。
なぜなら、今は主人公にとって、人生でそうそうはないエマージンシーなのだ。切迫流産・切迫早産の呪いに混乱し、切迫妊婦族に転生したことで極度の不安を覚え、胎内の勇者の状態を憂い、子宮頸管長が何ミリかで精神状態を左右され・・・・

そんなときに、今後の人生のキャリアプランまで含めて総合的に考え、判断を下す余裕はあるだろうか?賢者にはなかった。
そんな状況下で、勢いで後々の選択肢を潰してしまってはならない。
やがて無事出産のときを迎え、育児も少し手慣れてきたときに、「冷静に考えると、どうしてあのとき、辞めてしまったんだろう・・・・・」などと後悔しないためにも、今の仕事を退職するか否かといった重大な決断は、出産して少し落ち着いた頃にしていいのだ。絶対安静冒険中だろうがなんだろうが会社に籍を残し、そのときまでに選択肢を残しておこう。

もちろん、退職をとどまるためには職場大陸に出向いて手続きをしなければならない・・・・そんなことは決してない。そんなマネをすれば勇者の命に関わる。絶対にやってはいけない。
ただ寝たままで、電話やメールで人事に休職に入る旨を伝え、休職届などの必要書類を送ってもらえばいいだけだ。
書類の記入は、呪いを受けた時点では入院日数が不明のため、急ぎではないはずだ。
出産後に病院大陸に出向き、必要書類をもらう手続きをせねばならずやや煩わしいが、安静冒険中についてはその妨げになるような手続きはないので、安心してよい。
つまり、ただ寝てるだけで、会社に籍を置いておけるのだ。この権利をみすみす手放してはならない。

もらえるお金


IMG_0971職場大陸に籍を残したままで安静冒険をする最大のメリットは、ズバリ「お金」。
勇者の装備・アイテム・・・・育児冒険で戦いに勝ち続けるためには、とにかく金がかかる。
この世界でのお金の入手方法は、モンスターを倒して手に入れる・宝箱から回収する、そして各種手当金を受け取ること。もらえるものはもらっておこう。
詳細を知りたい方はワーキング妊婦族の金に詳しいサイトを参照したり、全国健康保険協会のHPで確認・問い合わせよう。

「出産育児一時金」・・・・勇者一人につき42万円。
・健康保険に加入している主人公が勇者を出産したときにもらえる(主人公が被扶養者の場合は、「家族出産育児一時金」という名前で扶養者がもらえる)。
・産科医療補償制度に加入している医療機関等で出産したとき。それ以外の医療機関等で出産した場合は39万円。また健康保険組合によっては上乗せされることも。

「出産手当金」・・・・休業1日につき、標準報酬日額の3分の2相当額
・健康保険に加入している主人公であること。出産のために仕事を休み、出産の日(出産が予定日より遅れた場合は出産予定日)以前42日(双子以上は出産日以前98日)から出産日後56日までの期間で、給与を受けられない場合にもらえる。

「育児休業給付金」・・・・休業開始時賃金日額(休業開始日の前日から6ヵ月間の賃金額の合計を180で割ったもの) × 支給日数 × 50%相当額
・1歳(保育園に入れない等の事情があれば1歳6ヵ月)に満たない勇者を養育する育児休業中にもらえる。

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
  • LINE
PAGETOP