切迫妊婦向けRPG風新感覚サイト!切迫流産・切迫早産とは何か、安静の乗り切り方、暇つぶし方法、さらに出産後に必要な育児情報から次の妊娠の話まで、すべてを伝えよう。

早産を予防する魔法薬

  • HOME »
  • 早産を予防する魔法薬

魔法薬といっても、残念ながら、早産を完全に予防できる力はない。
そして、切迫流産・切迫早産での一番の薬は、何をさしおいても「安静」である。
いくら強力な魔法薬を使っていても、「安静」を守らなければ、効果はない。
しかし主人公が「安静」を貫き、預言者の指示による適切な魔法薬の使用を行えば、
その効果には確かに期待できるのだ。

長期間に渡る点滴での魔法薬注入はつらい。
痛いし、もれるし、刺し替えられるし、どんどん濃度と定適量が増えて不安になるし、不自由だし…
だが切迫流産・切迫早産の呪いは、間違いなく期間限定のものだ。
永久に点滴につながれているわけではない。時が来れば、楔からは解き放たれる。
誇り高き切迫妊婦族よ。どうか、勇者に会える日を楽しみに、耐え抜いてほしい。

魔法薬「ウテメリン」


IMG_1413錠剤タイプから点滴まで存在する。
基本的に錠剤で済む場合は自宅大陸、点滴が必要なレベルとなると病院系大陸での安静冒険となる。

点滴にもレベルがあり、濃度と定適量によりレベルが調整される。
最大レベルまで到達してしまうと、次は魔法薬「マグセント」の出番となる。
(体質によってはウテメリンを受け付けず、マグセントから入る場合もある)

副作用としては、動悸、身体の火照り、手足のしびれなどがあるが、個人差が大きい。
また、時間がたつと身体が慣れてあまり感じなくなる者が多い。
賢者は点滴を入れた日は心臓がバクバクして身体が熱く感じられたが、1日で自覚できる副作用はなくなった。

辛かったのは、点滴の性質上血管との相性が悪いため、刺した部分から漏れやすく、腫れ上がってしまうこと。
刺したところが漏れてしまうと、刺し直しをすることになるが、ひどいときは1日に数回刺された。1wももてばバンザイだった。
漏れていると気づいたときは、すぐに妖精に報告しよう。点滴が効かない状態が続いてしまっては元も子もないからだ。

血管がかたっぱしから潰れてしまうと、もう正期産まで刺し場がなくなるのでは、と不安になるが、
一定期間が過ぎれば血管は再生するので、また刺し場は増える。
どうしても難しい状況となった場合は、カテーテルを使用する場合もあるらしい。

魔法薬「マグセント」


IMG_1397ウテメリンの上級に位置づけられる魔法薬。通称「マグ様」。
ウテメリンレベルがMAXを突破した際に使用される。
まれに、体質上ウテメリンとの相性が悪い場合、代替として使用されることも。

ウテメリンが子宮のみに有効な魔法薬であるのに対し、全身の筋肉に作用するため、
「心臓も筋肉だから、止まる前に気づくように心電図を装着するね☆」と言われ、死を意識する。
でも寝ている間に心電図が全部外れていても、誰も気づいてくれなかった。結構テキトー。
また、血中のマグネシウム濃度を確認するため、ちまちま採血される。
尿の量もチェックされる。
何かと面倒が多い。

副作用としては、息苦しさを感じる、全体の倦怠感がハンパなくグロッキーになるなど。
ただ、これもウテメリン同様、時間の経過とともに自覚症状は薄れてしまう。
そもそも歩き回る必要がないので、グロッキーでもまあ仕方ないかな、という感じだった。
あとは、妊娠後期は病院食を食べるのがつらく、よく吐いていたが、
マグセントが外れても変わらなかったので、これは単に子宮が胃袋を圧迫していたことによるものらしい。

マグセントの一番つらいところは、肉体的な副作用よりも、精神的なものではないだろうか。
特に、強力な点滴だけに、勇者への影響については気に病むところではないだろうか。

預言者ではない賢者から伝えられることは、
マグセントのリスクより、早産のリスクがケタ違いのものだということ。
過去に数えきれないほどの切迫妊婦族が使用し、問題のない勇者を出産してきた、鉄壁の実績があるのだということ。
賢者自身が出産した勇者に、全く影響はなかったということだ。

賢者は預言者と相談したうえで、34w0dで外した。
マグセントは、基本的には、34w以降の使用が推奨されていないためだ。
だがこれも、主人公や勇者の状態によって、ベターな判断は違ってくるはずだ。
34w以降も使用を続けて、問題なく出産した例も数えきれない。

少しでも不安なことは、とにかく預言者に相談してほしい。

魔法薬「インスリン」


IMG_1037「早産を予防する」というより、より健全な妊娠状態を保つための魔法薬。血糖値をコントロールする作用があり、妊娠糖尿病が発覚した際に使用される。自己注射。
糖尿病患者は腹に刺す場合が多いが、妊婦は腹に刺すわけにはいかないので、太ももにプスっとする。

食事前後に使用する超速効型と、夜間の血糖値コントロールのために寝る前に打つ持続型があり(その他、速効型・中間型・混合型も存在する)、賢者が使用していたのは「ヒューマログ」(超速効型)と「レベミル」(持続型)だ。

ウテメリンとマグセントというブドウ糖に溶かされている魔法薬を使用し、かつ寝たきりの切迫妊婦の場合、胎盤の成長とともに、量がどんどん増えてしまい、妊娠終盤は精神的にも落ち込んでしまう。
が、元から糖尿病でない場合は基本的には出産と同時に必要がなくなるので、今は心配しなくてもいい。

量については、内科の預言者の指導に従い、絶対に独断で増減させないこと。
また、食事前に打つことが推奨されるが、妊娠後期で子宮が胃袋を圧迫していると、
食事を吐いてしまうことがある。すると、食事をとった場合の血糖値に合わせたインシュリンを打っているため、
糖分が足りずに低血糖状態となってしまい、極度の冷や汗や手足のしびれといった自覚症状が現れる。
即座に胎児に影響するわけではないが、危険な状態である。
病院系大陸の場合はとにかくナースコールを。自宅大陸の場合は、内科の預言者に指導された方法を取ろう。

食事を吐いてしまうときは、内科の預言者に相談しよう。
賢者の場合は、食後に打つように変更してもらった。また、極力吐かないように、食事中に休憩しゲップを出しながら食べるようにしていた。

魔法薬「カロナール」


IMG_1032子宮筋腫の変性痛を和らげる痛み止め。錠剤タイプ。
妊婦を想定した痛み止めなので、薬の影響を考えずに使用できる。
しかしやみくもに使っていいわけではもちろんない。
使用してよい時間の間隔が決められているので、厳守しよう。

…次に使用していい時間まで、針の束を腹に押しつけられるような痛みに耐えた体験。
あれが、生き地獄というものか、と…

ちなみに授乳中の母親が体調を崩したときにも出されることがある。

魔法薬「マグミット」


IMG_1031いわゆる錠剤タイプの便秘薬。
特に妊娠後期になると、子宮に腸が圧迫され、便が出にくくなる。さらに安静冒険中は便秘解消の術をもたないため、切迫妊婦族を大いに苦しめる。
そんなときは、決して無理せず、妖精に申告しよう。すると比較的簡単にこの魔法薬を渡してくれる。
過剰に摂取すると今度はゲリになり、これはこれでよくないので、加減が難しい。妖精に相談し、指示に従って服用しよう。
ちなみに、便が出にくくて「ふんばる」ことで破水や陣痛につながるのでは・・・・と恐れる切迫妊婦族は多いと思うが、直接の因果関係はないらしい。ただし、尿がたまると腹がはりやすくなるように、便をためて子宮を腸側から刺激するのも、あまり好ましい状態ではない。
トイレへの歩数をできるだけ減らしたいのはやまやまだが、尿も便も決して我慢せず、こまめに排出した方がいいだろう。

さらに出産後、経膣分娩で会陰切開が入った場合は、「ふんばる」のに別の意味でかなりの恐怖がともなうようになる。その旨を預言者に伝えれば、退院時にもたせてくれるはずだ。

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
  • LINE
PAGETOP