勇者は主人公の胎内で、1wごとにLVアップし、様々なスキルを習得していく。
切迫妊婦族となった時期が早かった場合、いきなり正期産を目標とすれば返り討ちに遇うだけ。
Lvが上がらないうちにラストダンジョンへ突入しても歯が立たないのと同じだ。
コツコツと目の前のモンスターを倒し、地道に経験値を積むつもりで挑んだ方がよい。
特別なプレイ技術がなくても、時間さえかければ誰しもLvを上げられる。これがRPGのよいところだ。
勇者の在胎週数と習得スキル
Lv22 切迫流産から切迫早産へ。
ここを境に救命処置がとられるようになる。
Lv28未満での出産は超早産児と呼ばれる。
Lv28 切迫早産の第一目標(1000g)。
救命率が大幅にアップ。網膜症の確率が減る。
Lv28~Lv36w6dでの出産は早産児と呼ばれる。
Lv30 切迫早産の第二目標(1500g)。
脳性麻痺の確率が減る。
Lv32 出生体重1400g以上で、産科医療補償制度の対象となる。
(または在胎週数28週以上で所定の要件)
Lv34 切迫早産の第三目標(2000g)。
スキル「自発呼吸」を習得。呼吸器系統の障害の確率が減る。
Lv36 切迫早産の最終目標(2500g)。
スキル「体温調節」を習得。身体機能が正期産と変わらなくなる。
賢者が安静冒険をした大学病院大陸では、安静解除になり出産のGOサインが出された。
Lv37 正期産。切迫妊婦族から通常の妊婦に再度転生する。
Lv42 過産期。切迫早妊婦族に転生したにも関わらず、なぜかここまで来てしまう例もあるらしい。
胎盤は寿命のある臓器なので、勇者への栄養供給のことも踏まえ、
出産の方法については預言者の指示に従うこと。
勇者の出生体重による区分
在胎週数の他、出生体重による区分も考慮しなければならない。
在胎週数が十分であるにも関わらず低出生体重児だった場合、何らかの理由による子宮内での発達遅延が考えられる。
勇者の推定体重が少ない場合、安静解除の時期を遅らせる場合もある。
超低出生体重児 1,000g未満
極低出生体重児 1,500g未満
低出生体重児 2,500g未満