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呪いの原因

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IMG_0831闇の皇帝「シン」が放った、切迫流産・切迫早産の呪い。
その呪いの種類は複数存在し、複数の原因がクロスしている場合も多い。
呪いのタイプを紐解いてみよう。

子宮筋腫


20w前後に、地獄の激痛をともなう「子宮筋腫の変性」と呼ばれる現象で、
賢者アカボシの切迫流産の直接の原因となった呪いだ。

子宮筋腫自体は、非常に小さいものまで含めれば、成人女性の過半数が有しているとされる。
定期的な婦人科検診を受けていなかった場合、妊娠後に初めて発覚するケースも多い。
日常生活においては、貧血等に代表される症状がなければ、緊急で取り除く必要はなく、婦人科検診でも経過観察と言われる場合が多い。

だが妊娠という局面においては様々な弊害を引き起こしかねず、その一つに切迫流産・切迫早産が数えられる。
その他、位置や大きさによっては、卵管の出口を防ぎ不妊の原因となったり、着床の確率を下げたり、
産道を塞ぎ経膣分娩を妨げる、などの問題も伴う。
ただし、子宮筋腫を取り除いてからの妊娠の方がよいかというと、手術後の妊娠・出産は帝王切開となるなど、一概に答えは出せない。
位置や大きさ、個数に大きく左右されるため、普段から婦人科検診を受け、妊娠を計画したなら預言者に相談するのがよい。
筋腫を持ったまま妊娠した場合は、特に胎児がある程度の大きさに育つ妊娠5ヵ月目以降は気をつけて生活したい。

絨毛膜羊膜炎


賢者アカボシにも発覚した呪い。
卵膜を包む膜の一つである、絨毛膜と羊膜が細菌等に感染し炎症状態になるもので、早産のファクターとして注目されている。
早産の原因と考えられる症状としては、最もメジャー。賢者が安静冒険を繰り広げた大学病院大陸でも、周りの切迫妊婦族の多くはこの症状を呈していた。
対処法としては、毎日一回膣内に薬を入れ「洗浄」を行い、一定時間巨大タンポンで薬を封印する。
2週間ごとに麺棒で膣内をこする検査があり、所見がなくなれば中断。
2週間後に復活していれば、また2週間洗浄を続ける。の繰り返しだ。
毎日の洗浄があるため、たとえ魔法薬「ウテメリン」が錠剤レベルでも、自宅安静では対応しきれず病院大陸へ移動となる場合も多い。
自覚症状はないが、この洗浄と巨大タンポンが苦痛で仕方なかった。しばしの辛抱と思って、耐え抜こう。

子宮頚管無力症


内子宮口と外子宮口を結ぶ子宮頚管は、通常は勇者を支え閉じているもの。出産時には産道となり、勇者の初めての試練の道となる。
しかし子宮頚管無力症の場合、適切な出産時を待たず、陣痛も来ていない状況で、子宮頚管が開いてしまう。
もし妊娠せず一生を終えるなら、気づきもしない体質である。
この症状と分かり、かつ妊娠週数が進んでいない場合、「シロッカー」と呼ばれる子宮口を縛る方法で、早産を防ぐ方法がある。
だがこの手術が刺激となり破水・早産を促してしまうケースもあるため、その危険性を踏まえた上での、重大な選択となる。あと一週間以内に結論を出してほしい、と預言者に告げられた切迫妊婦族が隣のベッドにいたが、その葛藤を目の当たりにし、賢者まで涙が出てきたものだ。
シロッカーを選択せず安静冒険を続ける場合、安静度が高くなり、トイレも基本的に寝たままで尿管を使用している切迫妊婦もいた。
道のりは険しいが、不必要に悲観せずともいい。子宮頚管無力症の呪いを受けた多くの切迫妊婦もまた、数知れぬ正常な出産をしてきたのだから。

多胎妊娠


ふたご双子、三つ子、それ以上の勇者の妊娠は、闇の皇帝にとっては脅威である。
一般的には、一卵性双生児と二卵性双生児の違いくらいしか知らない人は多いだろう。
確かに、「双子だと妊娠一回で二人産めていいな~」などと賢者も軽く考えていたこともあったが、大学病院での安静冒険中に周りにいた双子の話を漏れ聞き、なかなか一筋縄ではいかないことが分かった。
多胎妊娠では単胎よりも早産率が高いことに加え、妊娠中毒症や前置胎盤といったリスクも高まり、大学・総合病院系大陸での安静冒険の必要が出てくる。賢者の大学病院大陸でも周りでよく聞いた。
さらに、勇者たちが、子宮内の部屋や胎盤を共有しているか専有しているかでも、リスクが異なってくる。
呪いを跳ね返し、この安静冒険を乗り切れば、勇者たちの光の力は2倍・3倍・それ以上。ぜひ、乗り切ってほしい。

その他の呪い


・胎盤の位置によるもの(前置胎盤など)
・子宮奇形によるもの
・腎盂炎などの細菌感染によるもの
・妊娠高血圧症候群
・母体の腎臓病、糖尿病といった合併症によるもの
・羊水過多、羊水過少
・胎児の機能の問題
・不明のまま
結局のところ、「原因不明」のまま、体質ということで終わってしまう切迫流産・切迫早産も数多い。
いずれにせよ、次回の妊娠を希望する場合は、注意したい。

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